このビジョンは5年後(2020年)に向け、「明るい豊かな社会」の実現のために、より効果的なまちづくり活動を行うことができるように策定いたしました。策定にあたり、2015年度5月例会にて、(一社)関青年会議所の会員が、現状の関市の課題点を出し合い、今後どのような活動が必要なのかを話し合いました。その内容と2007年度版まちづくりビジョンを参考にし、以下の5つの要素について具体的に取り組む方向性を考え、明るい豊かな関市の「未来」を目指していきます。

Ⅰ・人と人との繋がりを礎とするまちづくり
Ⅱ・ひとづくりを大切にするまちづくり
Ⅲ・活力の溢れるまちづくり
Ⅳ・安全・安心なまちづくり
Ⅴ・郷土と愛着に誇りを持てるまちづくり

まちづくりのためにこの5つの要素をバランス良く取り入れる必要があります。また、これらの要素がお互いに有機的に結びつき、さらなる大きな発展が望まれます。

<中長期計画の5つの要素>
Ⅰ・人と人との繋がりを礎とするまちづくり

【現状】
関市は合併をしてから10年の節目が過ぎました。各地域における文化や歴史などの点で相互理解が形成され、新しくなった関市が定着しつつあります。また、核家族化や情報化が進む社会の流れのなかで、関市においても人間関係の在り方に変化が表れ始めています。

【課題】
今後は人と人とが直に交流する機会が少なくなり、近隣でのコミュニケーションも希薄になっていく恐れがあります。地域内のコミュニケーションを大切にし、助け合いや連帯感を目指したコミュニティの在り方が必要です。

【目指すまちのイメージ】
人と人と 繋がりを大切にし、積極的な交流から相互理解を深めていくまち

 

Ⅱ・ひとづくりを大切にするまち

【現状】
豊かなまちをつくっていくためには、まちの企業に活気があること、そして地域の子供たちの健全な育成が必要不可欠です。いつの時代も力強く企業を牽引していくリーダーの育成と郷土愛に溢れる感性豊かな子供たちの育成を通して継続的なまちづくり活動をしています。

【議題】
時代の流れと共に社会環境が常に変化し続けているように、まちづくりもその変化に対して柔軟な対応が必要不可欠です。ひとづくり活動において、過去の活動の中にある大切な部分を継承しつつ、先の時代を考え積極的な活動を取り入れひとづくりを進めていく必要があります。

【目指すまちのイメージ】
まちの将来をおもう強い自主性を持った青年経済人と、感受性豊かでたくましい青少年を育てることのできるまち

 

Ⅲ・活力のあるまち

【現状】
関市は、豊かな自然に恵まれ古くから刃物産業を中心とした中小企業が大多数を占める産業のまちです。
地理的には、車での交通の利便性は高く市内産業の物流を下支えしています。しかし、交通の利便性が高まったことも相まって、消費活動の形態は変化し市内の商店街はかつての活気を失いつつあります。

【課題】
関市の個性である刃物産業をさらに成長させると共に、豊かな自然の魅力をまちの人々が理解する必要があります。また、周辺地域にもこの魅力を伝播し、新しく人の流れを作り出すことのできる動きが必要です。

【目指すまちのイメージ】
既存の産業や豊かな自然をさらに活かし、今まで以上に多く人の流れを生み出すことのできるまち

 

Ⅳ・安全・安心なまち

【現状】
昨今の度重なる災害や近年の犯罪情勢の急激な悪化により、日本中で防災・防犯への意識は高くなっています。しかし、災害や犯罪は頻発するものではありません。平穏な状態が続くとその意識は薄れていきがきです。

【課題】
災害や犯罪行為が発生した際に速やかな避難行動や適切な対応をするために、予め準備しておくことが必要です。また、地域間の繋がりを強化し、防災・防犯に対しての意識を高く継続していくことが求められます。
有事の際にいかに早く行動できるか、未然にそれを防ぐことができるよう意識を高く継続していくことが重要です。また、災害物資等地域内のネットワークをさらに定着させていく必要があります。

【目指すまちのイメージ】
防災・防犯に対する意識を高く持ち、地域の繋がりを活かした防災・防犯のできるまち

 

Ⅴ・郷土に愛着と誇りを持てるまちづくり

【現状】
関市は、自然豊かで刀鍛冶という伝統をベースにした刃物産業が有名なまちです。しかし、市民は関市のことをどれ程深く理解しているのでしょうか。特に、若年性の世代にはその傾向が強く見うけられます。

【議題】
地域の伝統、文化、歴史を学び、理解していく事で市民が関市に愛着を持ち、誇りに思う心を育むことが必要です。

【目指すまちのイメージ】
市民が歴史や文化を大切にし、郷土を愛する心を育み、誇りに思い未来へ伝えていけるまち

 

2015年度 社会開発委員会 作成

運営規定

定款