岐阜県関市で活動する「まちづくり・ひとづくり」を目指す、青年経済人の団体です。

理事長所信

理事長

理事長所信

一般社団法人関青年会議所 2016年度理事長所信

 山田 和正

過去・現在・未来

過去の点を繋ぎながら 現在(いま)を想う

新しい未来への点をつくりながら

 

はじめに

移り変わる時代の中で、私たちの暮らす社会は大きく変化を遂げています。青年会議所は、その変化の中に活動の必要性を見出し、「明るい豊かな社会の実現」のために活動してきました。「修練・奉仕・友情」という三信条を掲げ活動してきた先輩方の想いが脈々と受け継がれ現在の関青年会議所はあります。私たちは、いつの時代も情熱的にまちづくりに励んでこられた先輩方に対し、敬意と感謝の念を忘れることなく、常に新しいことに挑み続ける存在でなければなりません。青年会議所は、年度毎に新しいことに挑戦する機会を与えてくれる組織です。私も、これまでの活動の中で様々な経験をさせていただき、それは今の私を形成するとても重要な要素になっています。当然ですが、その活動は無事成功に終わる経験だけではありません。どの経験にもドラマがあり、その度に先輩方の温かいご指導や共に活動する仲間からの励まし、まちの人々と交流した経験がいつも後押ししてくれました。私たちは、若者らしく気鋭満ち溢れる行動力でまちづくり運動を行っていきます。

 

愛するまちのために

多くの地域では少子高齢化や人口流出など、問題の多様化が進み、年々その深刻さは増しています。それは関市においても他と違わず、同じような傾向にあります。このままでは将来的に私たちの愛するまちは失われ、その枠組みを大きく変えざるを得ない状況になってしまうかもしれません。

まちの成長には、「他地域からの人の流れ」を活発にすること、それに伴って「地域内の経済活動」を活発にすること、この二つの条件をいかに満たしていくかが重要です。私たちのまちは、伝統ある刃物産業や、豊かな自然を中心とした魅力的な観光資源を持ち合わせています。永い歴史の中で成熟したまちの特色を活かし、多くの人々にそれを広め共感を得ていくことがいずれは豊かなまちの礎になるでしょう。愛するまちにたくさんの人が集まり活性化させていく仕組み作りを皆で考えていきましょう。

 

まちの発展を牽引する青年世代として

日本は、戦後奇跡的な成長を遂げ、世界をリードするまでの国となりました。そこには、時代を牽引する若者たちが、日本の復興という共通の強い意志を持ち、厳しい環境においても力強く活動されてきた背景があります。しかし、現在の日本社会は、利己主義が優先し、様々な社会問題にも自発的に行動を起こすことなく無関心な風潮が蔓延しています。

将来に亘り、豊かなまちの未来をつくっていくためには、私たち青年世代が積極的にまちに対して考えを巡らし、行動していかなくてはなりません。そのためには、どんなに厳しい状況にも屈することなく、物事を推し進めていくことのできる強靭な精神力を持ったリーダーの育成が重要です。それぞれのフィールドで高い能力を発揮し、多くの人々を巻き込みながら企業やまちの発展に寄与していきましょう。

 

地域を支える経済人として

会社や組織を経営するにあたり、いかに効率よく目的を達成していくかは大変重要な課題であることに変わりありません。しかし、企業利益を求め、効率性を追求するなかで、自然環境への配慮や労働環境の改善など様々な社会的ニーズが産み出されます。今後、企業における社会的責任は、より一層声高に叫ばれるようになるでしょうし、中小零細企業の多い関市のように、地域社会との関係が密接なほどその問題は複雑さを増していきます。企業利益とコンプライアンス、対極に位置するとも取れるこの要素を両立して経営していくことが、地域の発展を想い活動する我々経済人には求められています。

 

未来を創っていく子どもたちに

この日本で今を生きる子どもたちは、大変豊かな恵まれた環境で生活することができています。その豊かさの反面で、利便性や快適性が進むあまり、本当に自分が必要とするものは何なのか分からなくなるほど情報や物で溢れかえっている現状があります。私たちの子どもの頃とは違い、友達と交流する手段もその選択肢は増えています。

このように著しく多様化が進み、コミュニケーション手段の簡便化が進んでいる社会だからこそ、不自由を感じることの少ない日常の中で生活できることに感謝の心を大切にし、家族や友達など人との繋がりの中で育まれる「ありがとう」の気持ちを大切にする必要があると感じます。

未来を創っていく子どもたちには、たくましく感性豊かな青年へ成長して欲しい。そのためには、何事にも果敢にチャレンジする気持ちで、貴重な幼少期を過ごしていくことが大切です。時には上手く行かず、悔しい思いをすることもあるでしょう。成功体験だけでなく、苦い経験も含めて多くの経験をすることが素敵な青年に成長していくための要です。子どもたちにチャレンジする機会を与え、感性豊かな青少年の育成に寄与していきましょう。

 

青年会議所という団体として

青年会議所は、社会的公共性の高い事業を展開し、それぞれのまちの発展に寄与していく団体です。その効果を大きくしていくには、まちの人々への認知度を向上させ、活動に対して共感を得ることが大切です。その実現には、一緒に活動する同志を一人でも多く増やし、組織力を高めていくことが重要です。まずは、メンバー各々が青年会議所で活動する意義をしっかりと考え、40歳までの限られた時間を有意義なものにするよう強く意識することが重要です。それが、団体としての価値観を高めることに繋がり、青年会議所の活動に共感していただける人々が増えることに繋がります。

青年会議所は活動期限を40歳までと決めているため、青年会議所の歴史が長くなるほど卒業生の人数も増えていきます。関青年会議所は、来年度で60周年を迎えます。これからも愛するまち「関市」において、有意義なまちづくり運動を展開していくために、「先へ進むために、過去を振り返る」この繰り返しが長い歴史を作っていくものと考えます。まずは、今日までの関青年会議所を築き上げてきた先輩方に感謝の念を持ち、より一層私たちの住むまちに必要とされる団体に成長していきましょう。

 

おわりに

「こんな厳しい時代に、青年会議所活動なんて」とよく言われます。でも、本当に今の時代が厳しい時代なのでしょうか。今の時代だけが、厳しい時代なのでしょうか。時代のせいにして、逃げているだけではないでしょうか。いつの時代のJAYCEEも、自分の会社を命がけで守りながら、まちの将来を考え、青年会議所活動に情熱を注いできたのに違いありません。時代が変わったのか、青年会議所が変わったのか。間違いないのは、これからの時代を作っていくのは、私たち青年世代に課せられた使命で、これからの青年会議所を作っていくのは私たちの責務であることです。なぜ私たちは関青年会議所で活動しているのか、今一度、その原点に立ち戻り考えてみよう。そして、揺ぎ無い自己を確立し、輝く未来へ向かって勇ましく進んでいこう。

私たち青年世代に託されている期待は大きい、それぞれの企業においても、愛するまち「関市」の将来においても。この関青年会議所という学び舎で活動できる、今という時間を大切にして、メンバー各々が有意義な活動をして欲しい。その姿は、周りの全てを変えていく無限の可能性を秘めています。

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